イラン旅行記
9日目 06/03/31(金)
アフワーズ
宿泊
マシュハッド
観光
宿泊

フェロドシー廟
イマーム・レザー廟

この日は、マシュハッドに移動するため早朝に起き、起き抜けにホテルの窓からの景色を楽しみました。


[前日に渡ったセフィッド橋]

上流側の遠方の橋はブラックビリッジ

 

アフワーズ空港から、テヘラン経由マシュハッドへ向かいました。



 アフワーズ空港からは、イラン第二国営石油会社の掘削井戸が見えました。途中アフワーズと
テヘランとの間のザグロス山脈には雪が多く、白銀に輝き美しかったです。テヘラン空港の待合室
のフライト表示板はサムスンとヒタチ製でした。

[ザグロス山脈の雪山]







 マシュハッドへ行く航空機はロシア製のTU154M。
座席の背もたれに付くテーブルが樹脂でなくて軽合金製のようでした。

 左側窓からエルブールズ(アルボルズ)山脈のイラン最高峰
タマーヴァント山(5610m)が迫力ある姿を見せました。

 マシュハッドは標高約1000mですが、テヘランよりもやや気温が低いです。でも半袖の下着に
長袖のシャツで充分にしのげ、ガイドさんに脅かされていた程ではありませんでした。

 マシュハッドはシーア派の聖地であり、行き交う女性は全て黒い頭巾を被っています。到着後
直ちにフェロドシー廟を見学した。 


ガイドさんなしでのバザール見物。
長さが1キロ位あるのではないかと思われるほど長かったです。

シーア派の聖地である霊廟見学の前に高級レストランで魚料理(鱒の一種のようでした)夕食。

 イマーム・レザー廟は、イスラムの十二イマーム派第8代イマーム、イマーム・レザーを祀った廟で、
イランのマシュハッドににある。818年アッバース朝のカリフ、マームーンに毒殺されたといわれる
イマーム・レザーは、マシュハッド(殉教地の意)に葬られ、聖廟を中心に宗教都市マシュハッドが
発展した。イラン国内における最大の聖地で、聖廟への巡礼は重視されている。現在の壮大な聖廟
の基礎は、シーア派を国教と定めたサファビー朝時代に築かれた。【黒柳恒男】  (コトバンクより)

 イマーム・レザー霊廟は、その入場に女性は長いショール着用を義務づけられています。爆破事件が
以前にあり、これを警戒する為の身体検査を受けて内部に進むと、うつ伏して声をあげて泣いている男
がいたりする。
 この霊廟には建物と塀とに囲まれた12の広場(一つ一つが半端なく広い)があります。建物は8世紀
位から現在に到るまで何度も増築、修理がなされている。中央の広場を囲む建物はティムール王朝の
ものであり極めて華美です。美しい!その建物を入ると金色のドームの下に初代聖人の柩があるが、
これに手を触れることが信者の願いであり、殺人的な混雑ですが、私達異教徒は残念ながら、ガイドさん
が交渉しても柩の間には入れませんでした。 夜になるとさすがに気温が低くなり、寒くなりました。



 この日、空港やマシュハッドのバザールで木の実やサフランなどの他にバラの香水を
買いました。SYMRISE、GIVAUDAN、YASE、ROSEを買いました。MOHAMADIというのも
売っていましたが、抹香臭いのが少し気になって買いませんでした。
 宿泊はRAZAVIYEHホテル。 



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